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3周年企画「湖のほとりで語る、働くこと・つながること — enun座談会」【中編~“ひと”とのつながり、“健康”へのつながり~】

3周年企画「湖のほとりで語る、働くこと・つながること — enun座談会」【前編】はこちらから>>>

3. enunで広がる“つながり”と“仕事”

塩谷:
enunは、立ち上げ当初から「つながり」を大切にしてきました。
利用者さん同士の距離も自然に近くて、コミュマネとしてもつなげやすい環境だと思っています。
皆さんは、enunをきっかけに仕事や関係が生まれたことってありますか?


● enun経由の仕事が“全体の3割”になることも

拵:
ありますね。実は、僕の仕事の3割くらいはenun周りでつながった人からの依頼かもしれない。

塩谷:
それはすごいですね!話していく中で自然に仕事が生まれる感じですか?

拵:
それもあるし、直接話したことがなくても、知り合いの利用者から紹介されてつながることも多いです。
松江の中心部にあるので会社訪問もしやすくて、打ち合わせの場所としてもちょうどいいんですよね。


● “声をかけられる距離感”が、仕事の種にもなる

小原:
私も同じですね。enunで出会った人からご紹介いただいたり、ふとした会話から仕事が増えています。

東京にいたときは、人とつながることのハードルがちょっと高いというか…。
会いに行くにも気合いが必要だったり。
でも島根だと「ふらっと寄ってみたよ」「ちょっと話そうよ」のノリで話せるんですよね。


4. 仕事以外の“ゆるいつながり”が心地いい

塩谷:
enunでのつながりって、最初から仕事じゃないことも多いですよね。
趣味とか、ちょっとしたきっかけから仲良くなるイメージがあります。

小原:
まさにそう。私たちも完全に趣味がきっかけで友達になりましたしね。

森山:
共通の興味から「じゃあ一緒にやろうよ」で自然と仲良くなりました。


部活みたいなノリ。ただし“依存しない距離感”が絶妙

小原:
enunって“部活動”がいっぱいあるみたいな雰囲気がありますよね。

森山:
わかります。でも、それぞれに依存しないんですよね。

小原:
「予定が合えば行く〜」くらいの軽さがちょうどいい。

拵:
みんなフッ軽(フットワーク軽い)だよね。


● SUP、ランニング、瞑想……アクティブなコミュニティ

塩谷:
今年はどんな活動していましたか?

森山:
利用者さん数名とSUPに行きましたね。

塚本:
SUPいいですね、私もやってみたいです。

塩谷:
次回はお誘いきますね!
ここに来ている人は、ほんとアクティブな方が多いですよね。

小原:
長く利用していると、自然と信頼感が積み上がるんだと思います。
誘っても断っても気にしなくていい雰囲気があるのが良いですよね。

田中:
「誘っても断られてもOK」「誘われても断ってOK」っていう関係、大事ですよね。
職場だと、なかなかそうはいかないですもんね。


5. 子どもや家族にとっても、開かれた場所

塚本:
このご時世、職場で誰かを誘うのは難しいですし、気も使いますよね。
でも、enunはイベントも多くて、いろんな世代の人に会えるところが魅力です。

小原:
最近は、利用者さんがお子さんを連れてくることもありますよね。
景色もいいし、ちょっと職場を見せたくなる気持ちもわかります。

森山:
土曜日に来ると、お子さん連れの方も見ますね。

塩谷:
夏休みとか特に多い。

塚本:
私も大学生の子を連れてきたことがあります。
「いろんな働き方があるよ」って見せたくて。

田中:
すごくわかります。
子どもたちにも“働き方は一つじゃない”って知ってほしいんですよね。

小原:
価値観に触れるって大事ですよね。
子どもに何かしてあげようと思っていたけど、
「まずは大人が変わらないと」という言葉を別の利用者さんから聞いて衝撃でした。
大人が背中を見せることが、いちばんの教育かもしれないと。


6. enunは“健康”にも寄り添う場所になっている

森山:
東京にいた頃は、日々の生活で精一杯で。
でも松江に戻ってenunに来るようになって、健康について考えるきっかけが増えました。
イベントでウェルビーイングの話を聞けたり、実践できたりするのがありがたいです。

塚本:
私もここに来るようになって健康になった気がします。
火曜日のジョギングコミュニティやコンディショニング教室、リフレッシュなどに参加して、
「自分の身体に向き合う感覚」を得られています。

小原:
意識するって本当に大事ですよね。
ここは、一歩踏み出しやすい場所です。


● “強制じゃない”けど、自然と背中を押してくれる

拵:
僕は毎週のマインドフルネス瞑想になるべく参加するようにしています。
仕事をしていると身体のことを考える余裕がなくて…。
でも、他の利用者が走っていたり、運動していたりするのを見ると、
「やらんといけんな〜」っていう気持ちになりますよね。

塩谷:
強制はしないんですけど、「いつでもおいでよ」っていう雰囲気なんですよね。

拵:
強制はないけど…ちょっと圧はある(笑)

塩谷:
ちょっとだけね(笑)

田中:
壊れてしまうと仕事もできなくなるから、健康は本当に大事ですよね。

森山:
ヨガがあって、コンディショニングがあって、ランニングがあって…。
自分に合うステップが選べるのがすごくいいと思います。

塩谷:
ちょっと挑戦しただけでも、みんなが褒めてくれるんですよね。
“肯定感の循環”があるというか。

小原:
足を引っ張る人がいないんですよね。
みんなお互いを肯定して、気持ちよく過ごせるのが本当にありがたいです。

田中:
私は、enunを通じて“自分を好きになる人”が増えたら嬉しいんです。
働いている自分を好きになれる場所って、すごく大事だと思います。

塩谷:
それ、めっちゃわかります。


続きは 3周年企画「湖のほとりで語る、働くこと・つながること — enun座談会」【後編】