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2026年3月18日(水)〜20日(金) コワーキングスペースenunにて地域のコワーキング運営のノウハウを学ぶスタディツアーが開催されました。
<コワーキングスタディツアー>島根県松江市「enun」編
「ローカルにこそ勝機あり〜「ご縁」から地域に成果を生むコワーキング運営」
2つ目のトピックは・・
TOPIC❷ローカル運営の土台 enunの空気を創る人とコミュニティの力 ~ウェルビーイングなコワーキングへの取組~
ワークアットが企画運営するコワーキングスペースenunは2022年9月に島根県松江市街地にオープンしました。オープンから3年半が経過した2026年2月時点での延べ利用者数は11,569名、コミュニティ会員数は536名に達し、地域コミュニティを支えるコワーキングへと成長を遂げています。

enunにはコワーキングの運営やコミュニティを支える”繋ぎ役”として、7人のコミュニティマネージャが在籍し、利用者同士での自発的な繋がりやコミュニティも生まれコミュニティマネージャと共に【enunの空気を創る人】となっています。
enunの「空気」を創る人たちの座談会
セッション後半では、金曜日のコミュマネでもあるワークアット執行役員の田中と、enunを日常的に活用している3名のゲストによる座談会が行われました。
マンスリー契約や法人契約でenunを仕事場として利用するだけでなく、ウェルビーイングプログラムにも多く参加されているゲストの皆さん。enunの魅力とこれからの期待値を語ってくださいました。
◎「心地よく巻き込まれている」
enunでのプログラムをきっかけにジョギングを始めた塚本さん。最近はマラソン大会で10kmを完走。enunのウェルビーイングプログラムは今やご自身の趣味の一つとも言えるほど楽しく参加されているそう。enunでの「マインドフルネスプログラム」の学びを通して
「もう変えられない過去を悔やんだり、まだ起きてもいない未来のことで悩むのではなく、『今、この瞬間を楽しむ』ということを大切にしています」
と現在の価値観についてもお話くださいました。

マンスリー利用者の小原さんは
enunを”不思議なスペース”と表現。「enunに集まる人とは同僚でも友達でもない微妙な距離感があるが、それが逆に話しやすさに繋がっている感じがする。」
「仕事の話から今興味のあることまで、投げかけた話題に対してenunにいる誰かが拾ってくれて返してくれる。不思議なコミュニティだなと思っているけれど、それはTOPIC❶での誕生秘話を聞いて、なるほど、この空気感は意図して創られたものだったんだなと納得しました。」とも。

松江市の地域おこし協力隊である森山さんは、2年前に東京からUターン。
「enunは普段接する機会の少ない若手世代や、松江市内外で働く多種多様な人たちとの接点となる場。地域課題や松江の歴史、神話からファッションの話まで幅広い話題を受け入れられる関係性をコミュマネが作っており、そこに気持ちよく巻き込まれている。」
と語ってくださいました。
◎これからのenunに期待すること
ゲストの皆さんからは、今後のenunに向けて温かい期待の声をいただきました。
「ウェルビーイングやマインドフルネスを軸にしながらも、いろんな経験や体験をした人が集まれるスペースであり続けてくれると多様な価値観に触れる機会になるので嬉しいなと思っています。」
「もっと多くの社員にenunを使ってもらうことが今のミッション。」
「これからも松江で様々な人たちを繋ぐハブであって欲しい。」
enunの「空気」は、運営側が一方的に作るのではなく、利用者一人ひとりの関わりと、それを繋ぐコミュマネのホスピタリティによって創り出されています。地域のコワーキングが「働く場」を超えて、個人の人生や企業の組織文化にまでポジティブな影響を与える「ウェルビーイングな拠点」へと進化している様子が共有されました。
地域と人 ビジネスを繋ぐ拠点運営とは?
enunは単なる作業場所としての施設提供にとどまらず、「つながる、ひろがる、はじまる。」をコンセプトに、地域と人、ビジネスを繋ぐ拠点として運営されています。
◎コンセプトと連動した活動
enunのオープンにむけてつくられたコンセプト「つながる、ひろがる、はじまる。」
コンセプトを絵に描いた餅ではなく、活動と連動させています。
運営するコミュマネにとっても、利用する皆さまにとっても『enunはこんな場所だよね』という統一されたブランディングとなっています。

◎7人のコミュニティマネージャー(コミュマネ)
enunの特徴は、7名体制のコミュマネが、曜日ごとに異なる個性を活かしながら、利用者への声掛け、ニーズのヒアリング、マッチング(人と人・ビジネスの接続)を積極的に行っていることです。

◎ソフト面の運用が鍵を握る
世界でも日本全国の各地でもコワーキングスペースは増加傾向にありますが、施設が先にできて、「その後人が集まらない利用されていない」というお声をよく耳にします。施設のコンセプトを企画する段階で、ソフト面の運用の企画デザインができていないことが多くみられます。enunでは「素晴らしい施設を作っただけでは機能しない」という考えのもと、オープン前からコンセプトにそったイベント運営を行っています。
施設のシステム整備だけでなく、ホームページや各種発信や利用者データ分析も毎月実施しています。お客様のリレーション強化やコミュマネの日報による情報共有のためのCRMを導入し、ソフト面の運用に力を入れています。
コミュニティ運営とウェルビーイングへの取り組み
enunのオープンから3年半が経過し、運用するコミュマネや利用する人たちの自発的なコミュニティが形成されつつあります。enunの空気を創る人こそが運営の土台になっており、生まれたコミュニティこそが運営の基盤になっているのです。
enunは、自分らしく健やかに働ける場所を目指しています。心と体を整えるマインドフルネスやコンディショニング講座、スポーツを通して利用者同士の交流が生まれる企画など、働く人のウェルビーイングを支える多彩なプログラムを提供しています。
2025年からは法人向けウェルビーイングサブスクも開始し、企業が社員の健康や柔軟な働き方を支えるための仕組みとしてもウェルビーイングプログラムをご利用いただいています。